こんにちは。
髪質改善クリニック 五感鷹匠スタッフの守谷です。
記事とは関係ありませんが、この記事を書いている時に安倍首相の辞任の号外が出ました。
昨日は任期まではやると言った記事が出ていましたが、余程お身体にきている様ですね。
今になって思えば、約7年半ですね。
長い間、ありがとうございます。お疲れ様でした。
コロナに続いて、コレだけ長く続いた政権がこの様な形で終幕を迎えるのは寂しいですが、今後はお身体を大切にしてほしいですね。
さぁ、話は本題に入ります。
今回は、髪質に合わせた薬剤選定です。
あ、縮毛矯正の話です。
日本の美容業界には、矯正剤は夥しい種類があります。
ですが、矯正剤に使われる還元剤の種類は主に7種類。
当たり前ですが、それぞれの還元剤ごとに特徴があります。
特徴が同じなら、カラーの2剤の様に過酸化水素一種類で言い訳ですから。
即ち、髪質によって敵している還元剤は違うと言うこと!
しかし、サロンによりますが、この矯正剤の種類が一種類しか取り扱っていないお店も結構あります。
専門的にもう少し書きますと
矯正剤にはph(ペーハー)があります。
理科の実験でもお馴染みですね。アルカリ性とか酸性とかのやつです。
このph、縮毛矯正に密接に関係してくるワードです。
人の髪は弱酸性で安定していますが、より酸性領域や逆のアルカリ性に傾くと不安定な状態になります。
プールに入ると髪がゴワつくのもコレが原因。塩素ですね。
さらにさらに、還元剤は各種最も反応が良いph領域があります。
弱アルカリ性で最も効果を発揮するものもあれば、強アルカリ性で最も効果を発揮するものもあります。
しかしです。髪のコンディションによっては、アルカリ性の薬剤を使うと髪が死ぬ場合もあります。
例えば、物凄く髪が痛んでいて、尚且つ細毛。
こんな人がある日、矯正剤一種類しかないサロンに行って縮毛矯正をオーダーしたとします。
断られるか、強行して酷く髪を痛めるかのどちらかですね(笑)
笑い事じゃないですが。
さらに、健康毛の場合も例外ではありません。
その癖、髪質に適していないもので矯正をやった場合どうなるでしょう。
ブログ画像
こうなります。
コレは捻転毛の還元不足。細かい癖が出てしまいます。
~次回へ続く~